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2月に実家に届いてたワイン12本
ようやく検品できましたので、ここでご紹介
今回は、すべて2本ずつ、6種類をお取り寄せ

037411.jpgLouis Roederer Coteaux Champenois
Hommage à Camille Blanc 2018

ルイ・ロデレールが作る
コトー・シャンプノワ・ブラン







Le Mesnil-sur-Ogerの単一畑Volibartsのシャルドネ100%(植樹は1997年)
3分の1をスキンコンタクト、垂直プレスで圧搾し自然発酵
砂岩製の大桶(35%)、ステンレスタンク(44%)、フレンチオーク樽(21%)を使用
15ヵ月間シュール・リー熟成

外観は透明感のあるイエローの色調
レモンやグレープフルーツなどの爽やかな果実のアロマに
アーモンドや白トリュフ、白い花などのニュアンスが漂います

塩味を帯びた丸みのある口当たり
成熟したブドウの繊細な旨味が心地よく広がり、ほのかに甘みも感じられます
豊富なミネラルとフレッシュな酸が
味わいに緊張感をもたらす、生き生きとした仕上がり
余韻にはジンジャーを思わせる仄かな苦みと張りのある果実味が長く続きます

畑の面積は0.55ha、生産量2880本と希少なワイン
いつ飲もうか、悩ましいです
JS94,WA91+ Drink: -2038


037412.jpgClos des Lambrays Grand Cru 2014
Domaine des Lambrays

1981年にAOC法施行後、初めて
一級から特級への昇格を果たした伝説の畑
"Clos des Lambrays"
と聞いて、咄嗟にポチ(;^_^A





ショップから、2014年はピノノワールの良さが現れ、香り華やかでチャーミング
だと情報もらってます
WA95、Drink:2022-32

日本のサイト情報
赤果実にバラのアロマ、ミネラルのバランスが完璧
熟成っぽいニュアンスも
フレッシュさを残しつつ、ドライフルーツのような深く。品のあるニュアンス
酸味と果実味のバランスが良く、ややフレッシュな飲み口でまだまだ熟成出来そう
タンニンは存在感がありながらも柔らかく、しなやかなボディを備えて
余韻は長く、ドライフラワーやダージリンのような芳醇なアロマが残ります


037413.jpgLe Montrachet Grand Cru 2019
Domaine Fontaine Gagnard

名前にMontrachetがつくGrand Cruは5つ
その中で頂点に立つのは
余分な綴りのない "Montrachet"
我が家のセラーに2本入りました
VNNM95 2023-40



Fontaine Gagnard

当主のリシャール フォンテーヌ氏はシャサーニュ モンラッシェ村の名家
ガニャール ドラグランジュ、ブラン ガニャールを一族に持ち
ドメーヌ設立は1985年と比較的最近ですが

丁寧でクラシカルなワインを造る生産者としてショップから勧められ、購入を決意
すぐ飲むつもりでしたが、調べてみると

所有する畑は、わずか0.07ha
生産量600本程度

1978年にリシャール氏の義理の祖父にあたるエドモンド ガニャール氏が畑を購入
1996年からフォンテーヌ家で醸造するように
土壌は泥灰土と粘土質から構成され
南東向きの緩やかな斜面に樹齢60~70年の葡萄が植えられています
非常にオイリーで濃厚、凝縮した果実味と酸味、ミネラル旨味と苦味
どこまでも続くような余韻がこのワインのポテンシャルを物語っています
2019年のブルゴーニュは出来が良いとの情報もあり

すぐ飲むのはやめ、しばらくセラーで休んでいただきます
どのくらい待てば良いのか、情報がなく不明ですが、飲む日が楽しみです

95 Points, Neal Martin, Vinous:
The 2019 Montrachet Grand Cru, of which there is one and a half barrels this year (actually the maximum that the domaine produces), has an intense oyster shell and flinty bouquet, touches of hazelnut and white peach developing with aeration. The palate is well balanced with a very slight reduction on the entry, lively and very concentrated with orange rind and quince towards the finish. The new oak from the half barrel is conspicuous at the moment but that will be integrated with time in bottle. (Drink between 2023-2040)


037414.jpg残りはシャンパーニュ3種







037415.jpg037416.jpgR.D. Extra Brut 2004
Chardonnay34%、PinotNoir66%
WA97、Drink2020-34
DDDeg:07/11/2017
2/12曽根崎に届いたのと同じ




037417.jpg037418.jpgKrug Grande Cuvée 169ème Édition
2013年ベース
PN43%,CH35%,M22%
WA96+, Drink:2022-40





黄金に輝く外観
トースト、へーゼルナッツ、ドライフルーツのリッチで堂々したアロマ
ジンジャーブレッド、ブリオッシュ、ハチミツの複雑で深いテイストに圧巻
きめ細かく、優美な泡の繊細さが引き立てる、濃厚で新鮮な柑橘系の後味

間違いなく、比類のない非常に印象深いシャンパーニュ
きめ細かい泡、ふくよかで力強く、またすがすがしく優雅な味わい
どの料理も引き立ててくれます

037419.jpgDom Pérignon Vintage 2010
CH54%,PN46%
JS98, Drink 2020-42

送料、税金考えると
日本で買う方が安いかも(;^_^A






037420.jpg裏ラベル
意外と地味(。。)\バキッ☆







2010年は、夏の豪雨のせいで灰色かび病がピノ・ノワールを中心に発生
シャンパーニュ地方のぶどう農家はとても困難な状況に直面した年
しかし、そんな困難な状況に直面したにも関わらず
ドン ペリニヨン ヴィンテージ2010は、美味しく熟成
公式サイトでは「奇跡のヴィンテージ」と称しています

この年の摘み取りは一気に行われ、灰色かび病の難を逃れたブドウのみに専念
一部のブドウは失われたが、救われたピノ・ノワールの出来は絶品だったそう

一方、シャルドネは完熟に恵まれ
濃厚さ、深み、バランスを示し、実際、過去30年間で最高の出来だったそう

アッサンブラージュの後、これら2つの葡萄品種は、力強いながら
骨格も肌理(きめ)もバランスがとれており、完璧な調和を見せたという
「奇跡のヴィンテージ」と醸造家自らが呼ぶ所以

奥深さ、濃厚さ、腰の強さが
ピリッとした振動を伴って調和のとれたバランスを構成
やがて銀色の残響が輝かしい余韻として残るヴィンテージ2010の飲み口
この危うい年の豊かなコントラストを、ぜひとも味わってみたいと思います

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このページは、mansaraが2022年3月26日 09:02に書いた記事です。

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